JT・HI合同会社・十八親和銀行・株式会社すみなすによるアートプロジェクト「 LightUp Gallery in 長崎」がスタートしました!
1月18日(木)に長崎県長崎市にある十八親和銀行本店で、「LightUp Gallery in 長崎」がスタートしました。LightUp Gallery in 長崎のテーマは、「 BLUE NAGASAKI 」。青い海とともに歴史を築いてきた長崎は今、「海洋プラスチック」など海のゴミによって海の青さを失いつつあります。海の生き物や人々の暮らし、大切な命、海の青さを取り戻すため、長崎に暮らす人々の「心の青さ」を繋ぎ、「青い未来」を目指していく。そんな思いを込め、JT(日本たばこ産業株式会社)・HI合同会社・十八親和銀行・株式会社すみなすの4社が協働しスタートするアートプロジェクトです。
【 LightUp Gallery とは? 】
LightUp Galleryプロジェクトとは、「まちも、ひとも、アートで照らす」をコンセプトに、喫煙所をはじめとした“まちかど”に、アートを通して地域ならではの価値を加えることで、「ひと」や「まち」、「ひと」や「ひと」をつなぐ架け橋となり、地域社会に貢献することを目的としたJT(日本たばこ産業株式会社)の地域貢献活動です。
【長崎対馬の海ごみに対する取り組み】
綺麗な対馬の海を未来に-TSUNAGU- (対馬海ごみ情報センター)
アート作品のご紹介
今回のプロジェクトのために用意されたアート作品『海とふるさとの詩』は、佐賀県佐賀市で活動している就労継続支援B型事業所GENIUSが制作しました。今回のプロジェクトではこちらのアート作品をメインに起用し、十八親和銀行本店内の喫茶室に原画作品の展示、喫煙所には作品をモチーフとしたアートラッピングが発表されました。
展示スペースのご紹介
1.喫茶室
①壁面展示
多くの方が利用される休憩室には、今回のプロジェクトで制作された「海とふるさとの詩」の原画作品を展示しています。6枚の木製パネルに描かれた作品を立体的に鑑賞することができます。波や魚をイメージした部分には、実際に対馬市に漂着した「海洋プラスチックゴミ」を使用しています。美しい長崎の海、豊かな自然、人と自然の調和を表現した本作を実際に触れたり眺めたりしながらお楽しみください。
制作:GENIUS
ジーニアスは佐賀県佐賀市にある就労継続支援B型事業所です。精神疾患や発達障害などから「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱える人々が、アートを通じて自由な自己表現を見つけながら自分らしい形で成長し、経済的社会参加ができる場所を目指しています。
2.喫煙室
①入口
喫煙室の入り口は、作品「海とふるさとの詩」内に描かれている美しい長崎の海の青・自然豊かな緑・太陽をイメージさせるオレンジが波のように連なる部分をデザインに落とし込みました。それぞれに当てはめた模様は、実際に長崎へ漂着した海洋プラスチックごみを投影し海洋プラスチックの問題想起に繋げています。そして長崎の美しい海・豊かな緑・人と自然との調和がこれから先も大きく広がっていくことを表現しています。
②室内
室内入って左側の面には、原画作品の原画像を設置し作品の全体像を眺めることができます。向かいの右側の壁には今回のLightUp Gallery in 長崎 のテーマ「BLUE NAGASAKI」の想いをメッセージに込めたアートラッピングを用意しました。背景は、長崎の広大な青色の海をイメージしてグラフィックに落とし込みました。
関連リンク
・喫煙所をはじめとした“まちかど”にアートを加え地域社会に貢献「LightUp Galleryプロジェクト」が始動~第一弾は宮崎県延岡市~
・NIB長崎国際テレビ
漂着プラの廃材がアート作品に 銀行内のカフェなど展示でSDGsへの意識向上も《長崎》
【連携企業】
・十八親和銀行
・HI合同会社
・JT(日本たばこ産業株式会社)
・株式会社すみなす